『成功の教科書』を読んで②
こんにちは、こんばんは。
引き続きこの本から学んだ事をお伝えします。
「大きな夢を描く」
夢を実現した自分、目標を達成した自分の姿を細かい部分までどれだけ具体的にイメージできるか。それが、あなたが成功にリーチする可能性を大きく左右します。なぜなら、自分の中にある潜在的なイメージ(セルフイメージ)を引き出して、固めておかなければ主体変容(自ら変化)して成長するこはできないからです。
「思いはかなう」という有名な言葉がありますが、ただ「なるぞ、なるぞ」と念じていればいつか実現できるという意味ではありません。念じるべきことは、なりたい自分、夢を実現したときの姿、具体的なセルフイメージなのです。
そのイメージが具体的かつ鮮明であればあるほど、成功にリーチする確率は高まっていきます。人間はイメージできることは必ず実現できるからです。
さらに、人間はセルフイメージを超えて成功することはできません。だから、セルフイメージはできるだけ高めておかなけばならないのです。実際、松虫中陸上部では生徒のセルフイメージを作為的に高めることで、次々に日本一を誕生させてきました。
たとえば砲丸投げの選手の練習では、試合で使う重さ4キロの球ではなく3.5キロの軽い球に代えて投げさせました。
「ズバーン、日本記録!」
「お前日本一やで!」
これで生徒たちのセルフイメージはグッと高まります。走り高跳びの練習では、バーが落ちないように固定して日本記録の高さを跳ばせました。また、短距離の選手の練習では、腰にゴムチューブを巻いて引っぱることで、普段の記録以上のスピードで走る事を体験させました。
「日本一になる」と決めることは簡単でも、セルフイメージを高めることは容易ではありません。しかし、このように「強制疑似演出」して体感させることで、より鮮明かつ具体的にセルフイメージを高めることも可能になるのです。
何かに挑戦するとき、行動する前から成功しそうだなってなんか感じれるときがありますよね。そんな時っておそらくセルフイメージが自然とできあがっているんでしょうね。だから、ワクワクして成功するんでしょう。成功の教科書からはそのセルフイメージを自然とではなくて、自分で具体的に鮮明に作り上げる大切さを学びました。
このブログの記事を書くにあたって読み返してみて、自分の成功にだけでなく部下の成功を求めるとき褒める事でセルフイメージを高め成果を出させることができると気づきました。その際、具体的に褒め部下が鮮明にイメージできるようにしなければなりませんね。
「確実にイメージできる2週間先の目標設定から始める」
目標設定の技術を指導するときには、最初から強烈なことを目標にしてしまう人が多いのです。
「20年後に社長になるぞ!」バーン!
聞いた方も何かイメージがわきませんね。「20年後に社長になる」は人生の大事な夢としてとっておき、膨らませておくことは大切です。しかし、ここで学ぶのは成功にリーチするための目標設定の技術です。今までより具体的な目標、より鮮明な目標を設定し期限までに達成できるようになるためにも、あなたもまず2週間先の目標設定からスタートしてください。
10年先は無理でも、1か月先の目標を立てるぐらいならできそうだ、と思う人もいるかもしれません。しかし、目標設定の初心者が未来の自分の姿を間違いなくイメージできるのは、せいぜい2週間先の目標までです。
焦る気持ちをおさえて、まず2週間先の目標設定からはじめその目標が期限までに達成できたら、2週間先の目標を3~4回繰り返します。次に1か月先を3~4回、そして3か月先を数回行ってみてください。
そのころには、成功にリーチする感覚がだいぶつかめるようになっています。その後、少しづつ期間を延ばしてゆけば、10年先、20年先の具体的な目標を設定しそれらを決められた期限までに達成できる、「成功のプロ」に生まれ変わっていけるのです。
前回の記事にも出てきましたが、2週間先の目標とは小さな成功という事です。小さな成功体験がよりセルフイメージを高め、中くらいの成功(目標)にリーチできその繰り返しが大きな成功(最終目標)に到達するというイメージですね。
やっぱり、何かに頑張っているときはやってる感を感じたいし感じれたら苦労も苦労ではなくなりますよね。
ほな、このへんで!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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